文具店で体験する、モダンカリグラフィーの世界

色と文字を楽しむしおりづくりワークショップ開催レポート
モダンカリグラフィーとは?
やさしく自由な「現代書」
「カリグラフィー」と聞いて、伝統的な西洋の書体を捉える方も多いかもしれません
。
ゆるやかな曲線や軽やかなリズムを描き出すモダンカリーは、現代のライフスタイルや感性にフィットした「本書アート」。堅苦しくなく
、美しくしなやかな文字表現が魅力です。
水彩と文字を組み合わせた表現の魅力
今回のワークショップでは、文字だけでなく水彩絵具も取り入れて、より豊かな表現に挑戦していただきました。
にじみやグラデーションなど、水彩ならではの自然な風合いがわかることで、書いた文字に個性と温がっております。
「ただ書く」だけではなく、「色で遊ぶ」楽しさを感じられる、五感で味わう体験となりました。
7月12日、文具クワウチ2階 HUB STUDIOにて
2025年7月12日(土)、文具クワウチ2階「HUB STUDIO」にて、モダンカリグラフィーのワークショップを開催しました。
午前(10:30〜12:30)・午後(13:30〜15:30)の2部構成で実施し、たくさんの方にご参加いただきました。
講師は「カリグラフィー北摂会」のお三方
今回講師を務めてくださったのは、北摂を拠点に活動されている「カリグラフィー北摂会」の3名の先生方。
初心者の方にも分かりやすく、ていねいにご指導いただき、会場には終始、安心して筆を動かせる優しい空気が流れていました。
-
みなみ先生(@ Minami_calligraphy)
-
いずみ先生(@izmicorin_designs)
-
eriko先生(@eriko_calligraphy)
-
カリグラフィー北摂会(@calligraphy_hakusetsukai)
文具店ならではの体験
色を楽しむ ― 文具専門店 水彩道具
今回使用した水彩絵具や紙は、店頭で迷っているものを使用しています
。
文具専門店だからこそ提案できる、道具の奥深さを感じていただけるのではないでしょうか。
見る・選ぶ・挑戦 ― リアル店舗だからこその魅力
しおりの仕上げに使うリボンは、お好きな色をその場で選んでいただきました。手を大切に選ぶ
楽しさ、組み合わせの工夫など、リアルな場だからこそ生まれるワクワクがありました。
「自分で選んだ色だから、もっと大事になってる」そんな
声も聞こえてきました。
「名前を書く」――自分の文字に向き合う時間
練習のあとは、いよいよ本番。
自分の名前を水彩で書いて、しおりに仕上げるという、シンプルで奥深い課題に取り組みました。
同じでも、書きにくいなら文字の見た目は全く違います。
おしゃれで自由なモダンカグラフィーの書体で、自分の名前を綴る。
その一画一画に向き合い、自分の「文字」と向き合いました。
静かで、豊かな時間スタジオに流れていました。
リボンを選んで、世界にひとつの完成品
最後は、作品の仕上げとしてリボンを結び、世界にひとつだけのしおりが完成しました。
水彩の色彩と文字のリズムが調和し、見るたびに嬉しくなるような素敵な作品がたくさん誕生しました。
ご参加ありがとうございました
参加者の声より
-
「水彩とカリグラフィーがとても相性がいいなんて、知らなかった!」
-
「文字を書くのが苦手だと思っていましたが、自由に書いていいと思って言ってみました」
-
「また次も参加したいです!」
笑顔と発見にあふれ、豊かな一日となりました。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!
今後のワークショップ予定・ご案内
文具クワウチでは、今後も**「書くこと」「描くこと」の楽しさ**を体感できるワークショップを企画しています。
次回の開催情報は、当ブログやInstagramにてお知らせいたします。どうぞお楽しみに!
📎使用した道具の一部は、オンラインショップでも販売中です。
👉オンラインショップはこちら