高槻タルトアートコンテストの受賞作品が決定|グランプリ・入選作品を紹介
「あなたの好きな高槻を描いてみませんか?」
そんな呼びかけから始まった「高槻タルトアートコンテスト」。
文具クワウチと高槻のタルト専門店 「公園と、タルト」 がコラボレーションし、高槻の風景や歴史、文化、思い出などをテーマに作品を募集しました。
子どもから大人まで幅広い方から作品が寄せられ、8月20日から9月20日まで、文具クワウチ2階の HUB STUDIO に作品を展示。
展示期間中には、ご来場いただいた皆さまにも投票していただき、たくさんの「高槻への想い」が集まりました。
そして、このたび各賞が決定しました。
高槻タルトアートコンテスト
受賞作品
中山 優衣様
使用画材:水彩色鉛筆/ハガキサイズ

今回のグランプリに選ばれたのは、高槻センター街で過ごしてきた家族や友人との思い出を、一枚のタルトに詰め込んだ「思い出のたまてばこ」です。
作品の中には、高槻センター街で過ごす人々や動物、食べ物など、作者自身の思い出につながるさまざまなモチーフが描かれています。
幼い頃に見た「たかつきアート博覧会」、習い事の帰り道にお母さまと手をつないで見つけた動物の絵、友人と部活帰りに買ったコロッケや温泉など。
一つひとつのモチーフに、作者が高槻で過ごしてきた時間が重なっています。
作者自身の「高槻の思い出」が、一枚の絵の中にぎゅっと詰め込まれた作品です。
作者にとっての「高槻の思い出」が、見る人の心にも届き、多くの方に選ばれたことを、私たち主催者も嬉しく思います。
一つひとつのモチーフを眺めながら、皆さん自身の「高槻での思い出」にも思いを巡らせていただける作品です。
グランプリ受賞者コメント
自分が小さいころから過ごしてきた高槻センター街での家族・友人との思い出を表現しました。
タルトの上にいるはにわ達は、高槻センター街でのひと時を楽しんでいたり、活気づけてくれる皆さんを思って描きました。
幼稚園の頃にずっと描きたかった「たかつきアート博覧会」の絵が飾られて嬉しかったこと、習い事の帰り道に母と手をつないで見つけた下に描かれている動物の絵、友人と部活帰りに買ったコロッケや入りに行った温泉……どれも素敵な思い出です。
folk様
使用画材:色鉛筆/ハガキサイズ

文具クワウチ賞に選ばれたのは、高槻桜街道を描いた作品です。
高槻の街を彩る桜と、そこを歩いていく道の風景がとても印象的でした。
桜のやわらかな色合いの中に、高槻の春らしい空気と、道を歩くときの心地よさが感じられます。
今回の作品は、投票でも多くの票を集め、来場された方からも特に人気の高かった作品のひとつでした。
身近な高槻の風景を、ご自身の感性でのびやかに描かれているところも印象的で、文具クワウチ賞に選ばせていただきました。
この作品を通して、見る人にも「この道を歩いてみたい」「高槻の春を感じてみたい」と思ってもらえるような、魅力の詰まった一枚です。
受賞者コメント
久米 陽葵様
使用画材:パステル/ハガキサイズ

公園と、タルト賞に選ばれたのは、「果物の町」を描いた作品です。
「高槻が将来、果物でいっぱいの町になってほしい」という願いが込められた、自由な発想が魅力の作品です。
色とりどりの果物が描かれた作品からは、これから高槻にどんな果物の風景が広がっていくのだろうと、想像が膨らみます。
そして、タルト専門店「公園と、タルト」の賞ということもあり、「この絵が本物のタルトになったら?」と考える楽しさも感じられる一枚です。
受賞者コメント
入選作品12作品
ここからは、今回のコンテストで入選された12作品をご紹介します。
募集時に設けた「摂津峡の紅葉」「高槻城の歴史」「高槻桜街道」「高槻センター街の思い出」「将棋と高槻」「将来あったらいい高槻」という6つのお題から、さまざまな作品が集まりました。
同じ高槻をテーマにしていても、描く人によって見える景色や表現はさまざまです。
吉田 和広様
使用画材:水彩絵具/F0サイズ

受賞者様の作品への想い
高槻センター街が過去・現在・未来を自由に行き交う時空の入り口になったら……。そんな空想から生まれた作品です。
人と時間が行き交うこの場所で、懐かしい記憶も、これからの夢も、ゆるやかにつながってほしい。時間との付き合い方も、さらに愉しく想像できる商店街であってほしい。そんな願いを込めて描きました。
主催者からのお礼
高槻センター街を「過去・現在・未来をつなぐ時空の入り口」として描いた、発想の面白さが印象に残る作品です。
身近な商店街を風景として描くだけでなく、そこに集う人や時間、そしてこれからの未来まで想像できる場所として表現されています。
渦のように広がる時空の入り口を見ていると、「この先にはどんな時間が待っているんだろう」と、こちらまで想像が膨らみます。
高槻センター街への愛着と、これからも人が集い、楽しい時間が続いてほしいという願いが感じられる一枚です。
「高槻の未来を想像する」という今回のコンテストの楽しさを感じさせてくれる作品として、入選作品に選ばれました。おめでとうございます。
眞下 佳里奈様
使用画材:色鉛筆/ハガキサイズ

受賞者様の作品への想い
山水館さんの客室から眺める摂津峡の景色を描きました。
山水館さんの雰囲気やお料理が大好きです。近年は将棋の王将戦の舞台にも選ばれ、ラウンジで将棋盤をお借りできるなど、高槻の文化の発信地にもなっていると感じます。
今回描いたのは生命力があふれる青々とした自然に心を動かされたからで、もしかすると棋士の方も対局の合間にパワーをもらったのではと思いました。
まばゆい自然の力が感じられるタルトにしてもらえたらいいなと願っています。
主催者からのお礼
山水館さんの客室から眺める摂津峡の風景を、生命力あふれる緑と光で表現した作品です。
画面いっぱいに広がる青々とした自然から、摂津峡の清々しさや、そこに身を置いたときの心地よさが伝わってきました。
山水館さんへの思いと、高槻の豊かな自然への愛着が、一枚の中に込められているところも印象的です。
「まばゆい自然の力をタルトに」という作者の想いも、この作品ならでは。
絵からも自然のエネルギーが感じられ、見る人にも摂津峡の魅力が伝わる作品として、入選作品に選ばれました。おめでとうございます。
堀尾 有加様
使用画材:水彩絵具/ハガキサイズ

受賞者さまの作品への想い
摂津峡の紅葉は大変見ごたえのあるものです。これから迎える秋を楽しみに、自分の好きな動物である犬と色鮮やかな紅葉を描きました。絵をご覧になられた皆さまにも、ぜひ今秋は摂津峡の紅葉を見に訪れていただきたいと思います。
主催者からのお礼
鮮やかに色づいた摂津峡の紅葉と、その中を歩く犬たちの姿がとても印象的な作品です。
赤や黄色に染まった木々の美しさだけでなく、犬たちが自然の中を楽しそうに歩いている様子から、摂津峡の秋を訪れる楽しさまで伝わってくるように感じました。
「これから迎える秋を楽しみに」という作者の気持ちがそのまま作品に表れていて、見ている人も「今年の秋は摂津峡へ行ってみたい」と思えるような一枚です。
色鮮やかな紅葉と大好きな犬を通して、摂津峡の秋の魅力をのびやかに表現してくださった作品として、入選作品に選ばれました。おめでとうございます。
竹本 明美様
使用画材:色鉛筆/ハガキサイズ

主催者からのお礼
摂津峡の紅葉を描いた作品です。
黄色やピンク、赤に色づいた木々が画面いっぱいに描かれていて、秋の摂津峡を歩いたときに見た景色が伝わってくるようでした。
色とりどりの紅葉から、作者が感じた秋の美しさや楽しさが伝わってきたことが印象に残り、入選に選ばれました。おめでとうございます。
瀧本 麻衣様
使用画材:色鉛筆/ハガキサイズ

受賞者さまの作品への想い
高槻の桜街道付近は、よく高齢者の方が散歩されているのを見かけます。
その高齢者の方が、桜をカメラにおさめているところを描きました。スマートフォンには高槻のマークを書いて、高槻の要素を組み込みました。
桜が重なる部分には、白いペンを用いて、形がぼやけないようにハッキリと描きました。
主催者からのお礼
高槻の桜街道を歩く方々の中から、桜を楽しみながら写真に収める姿に着目した、温かみのある作品です。
桜の花越しにスマートフォンを構える姿から、高槻の春を楽しむ何気ない日常の一場面が伝わってきました。
スマートフォンに高槻のマークを描くことで、高槻らしさをさりげなく取り入れているところも印象的です。
また、桜と人物が重なる部分に白いペンを使うことで、花びらや枝が埋もれず、作品全体が印象的に仕上がっています。
細かな工夫を重ねながら、自分が見つけた高槻の風景を表現されていることが感じられました。
高槻の春の日常を切り取った、あたたかな視点が魅力的な作品として、入選作品に選ばれました。おめでとうございます。
中谷 友美様
使用画材:色鉛筆/ハガキサイズ

受賞者さまの作品への想い
高槻の自然や街並み、老若男女ともに活気があり、将棋という文化歴史的背景に思いをはせて描かせていただきました。
主催者からのお礼
高槻の自然や街の活気に、将棋という文化を重ね合わせた作品です。
果物をたっぷり使ったタルトに将棋のモチーフが描かれ、高槻らしい風景と文化が楽しくひとつに表現されています。
高槻のまちへの思いが伝わってくる作品です。おめでとうございます。
森﨑 祥子様
使用画材:水彩絵具/ハガキサイズ

受賞者さまの作品への想い
小さいころ、母と買い物についてきました。
バスが通っているほど昔のことです。
今もはっきり覚えているので描いてみました。
主催者からのお礼
昔の高槻センター街で、お母さまと一緒に買い物をした思い出を描いた作品です。
バスが通っていた頃の街の様子や、商店街を行き交う人々の姿から、当時の高槻のにぎわいや暮らしの風景が生き生きと伝わってきます。
今の高槻センター街にはバスは通っていませんが、私たち文具クワウチでも、先代から「昔はセンター街をバスが通っていた」という話を聞いてきました。
その話を、今回この作品を通して実際の風景として見ることができ、私たちにとっても高槻の歴史を感じる一枚となりました。
何十年経っても心に残っている、お母さまとの買い物の思い出。その大切な記憶を、今回のコンテストをきっかけに絵として残してくださったことを嬉しく思います。
高槻センター街の昔の風景と、そこにあった人々の暮らしや思い出を伝えてくれる作品として、入選作品に選ばれました。おめでとうございます。
薮内 舞様
使用画材:水彩色鉛筆/ハガキサイズ

受賞者さまの作品への想い
JR高槻駅の北と南にそれぞれ設置されている将棋の〒ポストを描きました。
主催者からのお礼
JR高槻駅の北と南に設置されている、将棋をモチーフにした「郵便ポスト」に着目した作品です。
大胆な構図と鮮やかな色彩で、高槻のまちならではの風景を個性的に表現されています。
「将棋のまち・高槻」を感じさせるユニークな視点と、作品から伝わる温かみが印象的な一枚です。
ぜひ多くのお客様にご覧いただきたく、店内に飾らせていただきます。おめでとうございます。
辻内 奈穂美様
使用画材:パステル/F0

受賞者さまの作品への想い
氏神様である野見神社は、子どものお宮参りから始まり、七五三、交通安全祈願と折々におまいりし、息子の結婚式でもお世話になりました。初詣、えびすまつり、ジャズストリートでも。春の桜やつつじも美しいですが、秋の桜の葉が紅く染まっている風景が、私の好きな高槻かなと思いました。
主催者からのお礼
高槻の暮らしに根づく「野見神社」への思いが込められた、心温まる作品です。
子どものお宮参りや七五三、交通安全祈願、そして息子さんの結婚式まで、人生の節目ごとに訪れてきた野見神社。初詣やえびすまつり、ジャズストリートなど、地域のさまざまな思い出も一枚の中に感じられます。
桜やつつじの季節だけでなく、秋に紅く染まる桜の葉に「高槻らしさ」を見つけた視点が印象的です。
色とりどりの落ち葉が舞うように描かれた境内から、作者の野見神社への愛着と、高槻で暮らす日々の温かさが伝わってくる作品として選出されました。
ぜひ多くのお客様にご覧いただきたく、店内に飾らせていただきます。おめでとうございます。
宮本 月乃様
使用画材:水彩色鉛筆/ハガキサイズ

受賞者さまの作品への想い
前に行った安満遺跡公園のポヨンポヨンが楽しかったので描きました。
主催者からのお礼
安満遺跡公園の「ポヨンポヨン」で遊んだ楽しい思い出が描かれています。
青い空や大きな遊具、遊ぶ子どもたちの姿から、実際に高槻で過ごした時間の楽しさが伝わってきました。
その場所で過ごした「楽しかった」という気持ちが作品いっぱいに表れていることに惹かれ、入選に選ばれました。おめでとうございます。
山根陽子様
使用画材:パステル/F0サイズ

作品への思い
高槻市に働きに来るようになり1年半。たくさんの素敵な人柄にふれて、高槻市がとても好きな市となっています。
高槻市をもっと知りたい!! 地図も読めない私が気になったのが、高槻市の地形シルエットでした。あ!!これは!!と思ったことを、そのままアートにさせていただきました。
「ごきげんに、元気よく、ジャンプをしている女の子」。こちらから見て右上がりなのもうれしく感じました。持たせた花たちはそれぞれの「個」。そんな色に、どんな形に育っていくかはこれからの楽しみでもあります。高槻市の「幸せ」は青い鳥に導いてもらいましょう。
もっと、もっと飛ぶたびに、空に伸びた手を書き足しました。しっかりと握りしめた「個の花」「世界に一つだけの花」が作りだす力強くオリジナルにあふれた高槻市がこれから本当に楽しみです。
主催者からのお礼
高槻市の地形シルエットを、元気よくジャンプする女の子に見立てた、発想豊かな作品です。
一人ひとりの個性を花にたとえ、それぞれが自分らしく育っていくことへの期待が込められています。青い鳥や、空に向かって伸びる手からも、高槻の未来への明るい希望が感じられます。
高槻をもっと知りたい、もっと好きになりたいという思いが、作品いっぱいに広がっています。おめでとうございます。
今村 咲南様
使用画材:水彩絵具/F0サイズ

主催者からのお礼
淡い黄色やオレンジ、ピンク、ブルーなど、やさしい色彩が印象的な作品です。
水彩ならではのにじみや色の重なりが美しく、見る角度や気分によって、さまざまな景色を思い浮かべることができます。
画面を大きく横切るブルーと、周囲に広がる暖かな色合いが織りなす表情豊かな世界に惹かれました。見る人それぞれの想像が広がる、魅力的な作品です。おめでとうございます。
たくさんの「高槻」が集まりました
今回のコンテストでは、「摂津峡の紅葉」「高槻城の歴史」「高槻桜街道」「高槻センター街の思い出」「将棋と高槻」「将来あったらいい高槻」という6つのお題から、好きなテーマを選んで作品を描いていただきました。
同じ高槻をテーマにしていても、描く人によって見える景色や表現はさまざまです。
普段何気なく見ている風景が、一枚の絵になることで、
いつもとは少し違って見える。
今回集まった作品からは、そんな「高槻の新しい見え方」も感じることができました。
そして何より、一枚一枚の作品から、それぞれの「高槻が好き」という気持ちが伝わってきました。
グランプリ作品がタルトになります
今回のコンテストの大きな特徴は、グランプリ作品が本物のタルトになること。
ただし、絵をそのままタルトに再現するのではありません。
グランプリ作品をもとに、「公園と、タルト」のパティシエが作品からイメージを膨らませ、世界にひとつだけのオリジナルタルトを制作します。
絵からタルトへ。
どんな色や形になり、どんな味のタルトになるのでしょうか。
「思い出のたまてばこ」が、どのような「高槻のタルト」に生まれ変わるのか、私たちも楽しみにしています。
描くことが、高槻をもっと好きになる

今回の「高槻タルトアートコンテスト」は、文具クワウチと「公園と、タルト」が、それぞれの「描く楽しさ」と「つくる楽しさ」を組み合わせて開催した地域参加型のアートイベントです。
「描く・見る・味わう」という体験を通して、高槻の魅力を改めて感じていただけたのではないでしょうか。
ご応募くださった皆さま、作品をご覧いただいた皆さま、そして投票にご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも文具クワウチでは、文具をきっかけに、地域の皆さまが「描く」「書く」「つくる」ことを楽しめる場をつくっていきます。
高槻の街で、また新しい「好き」が生まれますように。
高槻タルトアートコンテスト
主催:文具クワウチ
協力:公園と、タルト
作品展示:文具クワウチ2階 HUB STUDIO
展示・投票期間:2026年8月20日(木)~9月20日(日)